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Rothschild-29 カール・マルクス

カール・マルクス( 1818 – 1883 )日本の幕末時代を生き、1848年に 「共産党宣言」 を書いたマルクスですが、彼ほど金持ちに擦り寄った生き方をした男はおりません。日本の左翼主義者達のヒーローですが、よく勉強して欲しいものです、彼は労働者の味方と思われがちですが、実は一度も額に汗して働いた事はなく、上流階級の金持ちの令嬢にプロポーズして結婚、そして挙句の果ては、貧乏から脱出するために、常にブルジョアに近づき、孫娘リリアンを、ロスチャイルド系の兵器会社 「シュネーデル社」 のシュネーデル家四代目の御曹司シャルルに嫁がせ、マルクス家はブルジョアの仲間入りを果たしました。
マルクスは、「公正連盟」と呼ばれるイルミナティの提携組織のメンバーでありました。 彼は政治・経済の思想のみならず、道徳などの精神的変革も提唱し、家庭は崩壊させるべきもので、子供たちは全て国家の中央権力によって育てられるべきであると主張していました。 かなり歪んだ考えですが、マルクスとはどんな人物だったのでしょうか。
マルクスはユダヤ系ドイツ人で、ナポレオン支配を脱して拡大したプロイセン王国治下のモーゼル河畔、トリエル市に生まれました。 高校の校長が熱烈なルソーの支持者であった事から、マルクスはルソーの革命思想に大きな影響を受けます。
ルソーの革命思想の背後に何があるかというと、ルソー(1712-1778)はフランスの思想家で、生まれたときに母を亡くし、10才で父に捨てられ、大変苦労した人生を歩みました。 生きてゆく為に、盗み、詐欺を繰り返し、レイプ未遂で逮捕された事もあります。生い立ちを考えると、同情の余地はありますが、やはりこのような逆境の立場での行動こそが、真の人間の価値を決めるものでしょう。 彼の革命思想の原点には、このように家庭に恵まれなかった事があります。
このルソーの影響を受けたのが、マルクスで、彼の「共産党宣言」でも次のように宣言しています。
「 完全に発達した家族は、ブルジョア階級にしか存在しない。 ブルジョアと家族は資本主義の消滅と共に消滅する 」 - マルクス 共産党宣言 -レーニンも、家族解体法をつくりましたが、数百万人の孤児をつくりだし、国家体制自体が揺らいできた為、スターリンは1936年に廃止しています。
どうも日本の左翼主義者は、マルクスの事を知らなかったり、彼の書物を読まずに 「貧乏人の味方」、「人権主義者」と思っている人が多いように思いますが、実態は大きく異なります。
しかしながら、働かず浪費癖のあるマルクスは、彼女の財産を全て使い果たし、彼女は後に自分の服までも質屋にあずけて、生活をするありさまで、もっとふざけた話は自分は愛人ヘレーネ・デムートを持ちブクブクと太りながら自分の子供には厳しく、子供たちに十分な食事を与えず、長男エドガーは8歳で死亡、そして次男ヘンリーも死んでしまい、2年後には三女のフランチスカが亡くなりました。 また、愛人との間に産まれた息子フレデリック・デムートは、ほとんどマルクスと会ったことがないまま育ち、工場労働者となりました。
娘のラウラが、混血黒人のポール・ラファルグと結婚するときも人種差別で大反対をし、娘をいびり倒し、ラウラとポールは自殺してしまいました。
まさしく、「共産党宣言」 で家族の廃止を声高らかに訴えたマルクスの家庭らしいものですが、彼の子供たちを哀れずにはいられません。 労働者の味方ずらをしながら、共産主義を唱え、餓死する我が子を見ても、自分は生涯、額に汗して働いたことがなかったのが、カールマルクスであります。
マルクスの経済学に特に独創的なものは無く、価値論はじめほとんどの部分が リカード
の 「労働価値説」 の丸写しであることは有名な話です。 また世界の経済発展の歴史については、彼が 「青年ヘーゲル派」 であったこともあり、段階区別はヘーゲルの丸写し、さらに 「アジア的生産様式」 が奴隷制度の一種であるというのも、モンテスキューの 「政治的奴隷制」、「市民的奴隷制」 の丸写しであります。
すなわち、著書の大半を占める経済・歴史の分析においては、ほとんど全てが先人の著書の丸写しで、肝心の彼自身の理論は、労働者と資本家を明確に区別し、経済は自由資本主義から共産主義に移行すると、全く根拠が示せないままに結論付けているところです。 その矛盾を突くと、説明できなくなり頭がパニックになって、「革命だ~!」 となるわけです。
だいたいにおいて、彼の間違いは、労働者と資本家は全く違ったものとして対立させていますが、労働者でも貰った賃金で株を購入することが出来、資本家となる一面を持っているのです。
こんな単純なことすらに、気づかない程、頭が悪いという事です。 これ一つでも、彼の理論は崩れてしまうのですが、経済活動は一国だけで行っているものではないので、統制経済にした場合、物の購買単価はどう見積もるのでしょうか、天候による農作物の不作だけでも単価は大きく異なり、前提が早や崩れてしまいます。 冷戦下のソ連、中国を見ても、共産主義的統制経済が機能しないのは明確であります。
また、マルクス以上に阿呆なのが、左翼主義者たちで、他人に影響され易く、自分の頭で考えるという事ができず、マルクス主義が流行ると聞けば、ただ群れてワーワー騒ぐ事しか能のない、耐えれない阿呆さの、哀れな人達なのです。
それと、共産主義者たちに最も腹が立つのは、日本の共産党や社民党の政治家たちもそうですが、自分たちは額に汗して働くことなく、税金で黒塗りの高級車に乗り、これまた税金で赤坂で飲み食いをし、言っている事とやっている事に違いがありすぎることです。
現在、日本は共産主義ではありませんが、自動車事故で両親をなくした孤児、またホームレスの人々に、自分の全財産を投げ打って、自分も額に汗しながら働き、同じレベルで助け合いながら生活をする事はできます。 これこそが共産主義的な生き方であり、このくらいの事をすれば、有権者からの共感も得られるというものです。 本当に共産主義が良いと思っているなら、現代の日本でもこのような活動は出来るはずです。
ところが、実態は自分個人は安全な場所に身を隠し、机上だけで共産主義を唱え、高級車を乗り回し、税金で飲み食いしているのが、左翼主義に傾倒した政治家たちの本当の姿であるということです。
私が、左翼主義者達のことを、マルクス主義ならぬ 「自己中心主義者」 と呼ぶ所以で、口先だけでは共産主義を騒ぎ立てるものの、いざ共産主義の生活をやらそうとすると、口先の勢いは全くなくなり、やるだけの気概も根性もないのです。
マルクスに話を戻すと、彼は貧乏から脱出するために、常にブルジョアに近づき、孫娘リリアンを、ロスチャイルド系の兵器会社 「シュネーデル社」 のシュネーデル家四代目の御曹司シャルルに嫁がせ、マルクス家はめでたくブルジョアの仲間入りを果たしました。
マルクスの共産主義を利用したのが、ユダヤ系国際金融財閥のロスチャイルドで、当時ユダヤ人迫害を行っていた帝政ロシアを倒すために、このマルクス主義を利用し、一般労働者を扇動し、ロシア革命を果たしたのです。